政府・関係機関等への提言・要望

適正リスク分担他に関する要望書を経団連に提出しました
更新日:2025.04.25
2025年4月24日、エンジニアリング協会の石倭理事長は、(一社)日本経済団体連合会(会長:十倉雅和氏/住友化学株式会社)に対して「適正な契約金額・工期およびリスク分担の在り方に関する協力のお願い(別添)」の要請を行いました。
当日は、久保田副会長・事務総長に要望書を手渡し、石倭理事長からエンジニアリングとして負担し解決することが望ましいリスクと施主側含めた様々なステークホルダーにおいて対応することが望ましいリスクについて、バランスの取れた取り組みを進めることについて、関係者のご理解をいただき、適正なリスク分担の在り方についての取り組みを周知いただくよう協力を要請しました。
これに対して、久保田副会長・事務総長から、経団連は取引適正化を推進する一環として、パートナーシップ構築宣言の趣旨の徹底と実行を会員企業に求め、価格転嫁の推進を図っていることをご説明いただきました。特に、大企業と中小企業の間のみではなく、中小企業間や企業と消費者の間での価格転嫁を進める必要があるとご指摘いただくなど、エンジニアリング業界の現状をご理解いただいたうえで、会員企業に周知していく旨のご発言がありました。
【写真】 石倭理事長(左) 経団連 久保田副会長・事務総長(右)