サロンドエナ

「《第330回 サロンドエナ》」開催のご案内
日時 | 平成22年11月17日(水) 16:30~19:00 | |
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場所 | 当協会 6階 CDE会議室 | |
会費 | 3,000円(非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。) | |
プログラム | ● 講 演(16:30~18:00) | |
[テ ー マ] | 「シェールガス革命が資源マップを塗り替えるか?-世界の天然ガス市場への波紋を探る-」 | |
[講 師] | 伊原 賢 氏 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物機構 石油開発支援本部 調査部 上席研究員 (工学博士) |
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[講演趣旨] | 米国発の非在来型天然ガスが、世界の資源マップを塗り替えようとしています。それをもたらしているのが「シェールガス」です。 シェールガスとは、シェール(頁岩(けつがん))という固い岩盤層にたまったガスで、米国では膨大な埋蔵量が確認されていたものの、技術的に採収が困難で開発が見送られてきましたが、技術の進歩がこの問題を解決し、米国を新たな巨大天然ガス資源国に押し上げています。これにより、ガス価格も2008年6月をピークに下落しており、世界のガス市場に大きな影響を与えています。 このシェールガス開発には、その資源としての規模が大きいことから、エクソンモービルなどの大手石油会社も続々参入しており、我が国企業も参入を始めています。このうねりは、世界的展開を見せており、カナダ、欧州、中国などへの拡がりが注目されています。 本講演では、最初に、シェールガスの登場で近年一変した米国のガス需給見通しとガス価格に与えた影響について触れ、これをもたらしたシェールガスとはどんなものか、また、このガスを含む非在来型ガスの定義と資源量も合わせ概説して頂きます。次に、シェールガスの開発に必要な主要技術と開発の現状や課題などを紹介頂くとともに、大手石油会社や我が国の企業も参入を始めているこの開発のうねりは、世界的な展開を見せていることから、その開発への見通しや問題点などを語ってもらいます。 終わりに、この「シェールガス革命」を念頭に、今後の世界における天然ガス市場への波紋や展望について語って頂きます。 |
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● 懇親立食パーティー(18:00~19:00) 講演終了後、立食パーティーを行います。 |