表5-2-1 液体水素の基本物性値
 液体水素LNG(メタン)備考
沸点-253℃-163℃ 
液比重71kg/m3424kg/m3沸点
蒸発潜熱447kJ/kg510kJ/kg沸点
爆発限界4〜76%5〜15%空気中
最小発火エネルギー0.02mJ0.28mJ空気中
高位発熱量142,060kJ/kg56,000kJ/kg 
高位発熱量12,770kJ/m345,920kJ/m3ガス (0℃, 1atm)
高位発熱量10,086,260kJ/m323,744,000kJ/m3液体


表5-2-2 今後の研究課題
検討項目課題対応
船型と馬力
推定技術
単胴:浅喫水対策(喫水確保、プロペラ効率、舵)
双胴:最適船型の設計
現有設計技術
の延長で検討
安定性と操縦性
の確保
風圧面積増加による推進性能への影響
一般配置計画最適配置計画
船体部の構造
設計技術
高速船の設計荷物重算出法
双胴船の双胴間の連結部強度
(水槽実験)
(構造解析)
主機関および
補機の選定
40,000〜50,000PS程度の水素燃焼ボイラ/蒸気タービン、水素燃料ガスタービン、水素燃焼ディーゼルの開発他分野の検討
を待つ
燃料電池の開発(補機)
タンク設計液体水素中のタンク材料(アルミ、SUS)特性引張強度、脆性、疲労強度、溶接部の水素浸透問題サブタスク6
へ検討要請
安全性を考慮した設計思想の確立設計検討
タンク支持法強度検討
支持部からの侵入熱対策
断熱財との接合部構造
タンク熱収縮への対策
実験および
設計検討
タンク断熱法各断熱法の性能の確認
タンク変形に対する断熱材の追従性
高真空スペースの実現と維持方法
実験および
設計検討
サブタスク5-3
と協力
ドームおよび
その周辺機器
ドーム:タンク熱収縮への追従性
対真空強度の確保
侵入熱対策
実験および
設計検討
バイビング:真空二重管の開発
その他:安全弁の凍結対策
    液体水素タンクの液位計、流量計、
    圧力計、温度計、ストレインゲージの開発
サブタスク5-4
へ検討要請


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